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【町家の家づくり】わが家の建具〜ふすま編〜

2019.05.20  ライフ  タウン

こんにちは!
高田の雁木町家に暮らす主婦、吉田です。

わが家の生後6ヶ月の人、最近上手におすわりするようになってまいりまして。
関西の友人は「わぁ〜、上手におっちんするようになったなぁ〜」といってくれて、
上越の知人は「んまぁ〜、えんちゃんこして〜」と褒めてくださり、
札幌出身の私は「おっちゃんこいいね〜」と声をかけて。
行く先々でおつぎはどんな言い方がでてくるのか、ちょっと楽しんでおります。




さて、今回はわが家の襖-ふすま-のお話でも…。
みなさんのお宅に襖はありますか?
私ね、若かりし青春時代を過ごした実家のお部屋は、和室だったんです。
ウブな中学生の時も、頭の中が常にオシャレのことでいっぱいの高校生の時も、砂壁に襖の部屋…。
カワイイ雑貨おいて、ステキなアートブックかざっても、砂壁に襖…。
そんな青春時代をすごして、ずっと思ってたんです。
襖って、和室とか襖紙にとらわれず、もっと自由でいいんじゃないかって。

時は流れに流れ、町家を購入。
リノベーションで工務店さんと打合せの日々が始まりました。
リノベーション後も一階と二階に畳の和室があるわが家。
ある日、工務店の専務から「吉田さん、襖の紙はどんなのにします?」と聞かれました。
いまこそ、あの青春時代の屈辱を晴らすときがやってきたぞ、自分よ。
そう思いながら、わが家の予算のことをよく考慮してくれている専務から受け取った襖紙のカタログは、青春時代のあの襖紙とさほど変わらないデザインのものばかり…。

予算や機能性、耐久性を考慮すれば、もちろんそういったカタログの襖紙が素晴らしいのもわかっています。
が、わが家の襖の枠組みは元々あった古いものを利用。
どうせ枠組みは古いのだから、自由にやっちゃうことにしました。

1番のお気に入りは、わが家の大工棟梁さんに教えていただいた、十日町の和紙職人の方の和紙を貼った襖です。
一部屋に2組の襖があるのですが、あえて異なる柄を使用しました。

大小さまざまな柄の模様に

蚊帳ふきんみたいな模様…

数々の模様サンプルの中からさんざん悩んで選んだお気に入りの柄達。

また別な部屋ではちょっと趣向を変えて、北欧風の柄の生地をはってもらったり。

ネットで購入したのですが、この生地二千円もしません…。
町家に北欧風、よくあいますね。

(壁塗り前の状態時の写真です。)

他にも子供が自由に遊べるように黒板シートを貼ったり、シンプルにしたい書斎はあえてベニヤをむき出しにしたり。

無知な素人の注文に、おそらく建具やさんにはあきれられていたと思いますが…、とっても素敵に仕上げていただき感謝しています。



初夏らしい気候になってきました。
5月は高田の日枝神社の青葉祭りがあり、各町内をお神輿が巡ります。
お神輿を通るのを待ちながら、お向かいの方に昔の祭りの様子を教えてもらったり、お隣の方には下の子を抱っこしてもらったり。
昔、ご祝儀を持った祖母と手を繋いで、お神輿が通るのを待った幼い頃を思い出しました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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上越教育大学 准教授 吉田 昌幸さんご一家

上越教育大学 准教授 吉田 昌幸さんご一家

吉田昌幸→青森県南津軽郡藤崎町出身。
吉田恵理→北海道札幌市出身。
2009年4月より上越市に移り住む。
町家に魅せられ、2016年に高田の築75年の雁木町家を購入。リノベーションし、2017年より住み始める。
娘2人の父と母。